華麗なる芸術の世界
 
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アート

このアート・ページで取り上げるテーマは管理人が過去に携わったプロジェクトから取り上げております

トピックス

                            *サルバドール・ダリ 日光東照宮模型       *日本の甲冑

                         *黄金の聖書(黙示録)

  *超豪華ヨット       *我が家の枯山水

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第1弾

テーマは管理人がハワイに初めて行くきっかけを作った天台宗ハワイ別院です。第3弾で紹介する日光東照宮模型が展示、
保管されていた所です。

荒 了寛の世界  現代仏教絵画

「浄土寺観音像」

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天台宗ハワイ別院総長による現代仏教絵画を紹介。荒了 寛のホームページ「絵説法」で見ることができます

荒 了寛 公式ホームページ

 


第2弾

サルバドール・ダリ
本名 Salvador Domenech Felipe Jacinto Dali

日本でもダリは大変人気がある画家の一人である事は云うまでもなく、数多くの作品が、美術館、コレクター、画商のもとに有ます。(贋作も非常に多いのですが、贋作の話は後日更新の機会に。)Webサイトには数多くのダリに関して詳しいHPが有ります。
ここに取り上げるダリの作品は管理人が1989年にスペイン、バルセロナに数回にわたり訪問して携わった個人コレクターの作品群です。個人コレクターの作品はなかなか観るチャンスが少ないかと思います。当時バルセロナの数人の個人コレクター、専門家に出会う機会が有りました。管理人は美術研究家、画商、評論家ではありませんので、過去のつたない思い出話、備忘録と思ってHPをご覧頂ければ幸いです。また、HP作成もまだ初心者の域を越えていません。見にくい点はご了承ください。当時、バルセロナ空港はオリンピック開催に向けて工事中、町全体も活気に溢れていました。スペインの宝石商組合の会長を務めるS氏の事務所兼工房に直行。この工房はダりの小物作品の鋳造を手がている工房の一つです。ダリのデザインによるアクセサリーも色々造っていてS氏は工房内を案内してくれました。最初に驚いたことは警備の厳重さ、作品が置かれている部屋に入るまでにセキュリティーロックの掛った何重の扉をくぐり作品にお目にかかるために何と大変なこと。中に入ると40数点が整然とディスプレーされていました。ブロンズのサイズは写真にあるマルボロと対比して下さい。テーマは聖書、ローマ、ギリシャ神話から採られ、作品全てが色々な貴石に埋め込まれています。この作品はアメリカの大富豪でダリ・コレクターでもあるレイノルズ・モース氏がダリに特別に造らせたミニ版であります。この作品群と同じものがモース氏が寄贈して造られたアメリカ、フロリダ州、セント・ピータースブルグのダリ美術館にあります。セント・ピータースブルグの作品には貴石はついていません。管理人は当時、この作品に携わるにあたり、確認のためわざわざフロリダに行き、展示されていませんでしたが特別に収蔵庫で閲覧させて頂き確認しています。この作品は同じ鋳型から2点ずつ造り、ダリがアーチスト・エディションとして1点をこの工房で保存していたもので有ります。

No.001      

 TITLE     Crist de san juan de la cruz (十字架の聖ヨハネ)のキリスト

第2次大戦後ダリはカトリックに帰依し、作品にはキリスト、聖母など宗教的テーマも数多い。キリストのブロンズ像は大理石の台に紫水晶の原石に埋め込まれています。

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No.002

 TITLE   MAN RIDING A DOLPHIN (イルカに乗る男)

古代ギリシャ神話からのテーマです。管理人は映画(アラン・ラッド、ソフィア・ローレン出演のアメリカ映画“島の女”1957年初公開)のテーマソング“BOY ON A DOLPHIN”を当時のFM放送で初めて聴き、大感動て映画を探しましたが、ビデオ、DVDも無い時代、すぐには見るこが出来ませんでした。テーマ・ソングはジュリー・ロンドンがソフィア・ローレンの吹き替えで唄っていますがとても美しい曲です。
今は曲も映像もYOU TUBEで一部ですが見ることが出来ます。

ジュリー・ロンドン“Boy on a Dolphin”
      http://www.youtube.com/watch?v=QArtb3nCC8I

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No.003

TITLE       NUDE WOMAN CLIMBING A STAIRCASE (階段をのぼる裸婦)

“階段をのぼる裸婦”、この作品も大きいサイズのものが世界中、色々な所で展示されています。大理石にアンモナイトの化石を
あしらった台座に据えられています。

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No.004

 TITLE       SUN GOD RISING IN OKINAWA (沖縄の海から昇る太陽の女神)

ダリが、沖縄海洋博(1975)スペイン政府館のために製作したという作品。 第二次世界大戦の戦場となってしまった沖縄、世界に二度と戦争が起きないようにと祈りを込めて作られた彫刻作品“沖縄の海から昇る太陽の女神”です。この作品は海泡石と赤サンゴに据えられています。

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エピソード1

ダリの作品に関しては贋作が多い事は有名であります。ダリに限らず人気作家の作品は贋作が多いのです。近年、沖縄県の民間団体がこのタイトルと同じ“SUN GOD RISING IN OKINAWA”の購入で真贋トラブルがありました。また、日本にはルノアールが生涯に描いた数よりも多い作品が有ると、笑えない話があります。油彩と違ってsculpture(ブロンズ)は型を取れば多少シャープさは落ちますが、何体でもコピー可能です。最初に作家が何体鋳造したかを確認し、その真正エディションかどうかをチェックする必要があります。いずれにせよ作品購入に関して、石橋を叩いても渡らない覚悟で!

エピソード2

世界には金持ちが沢山居るものですね!かと言って、世界の所得番付けに載る人々達を意味する事では有りません。バルセロナは歴史的、地理的にお金が集まる所と云われています。銀行が多いことがその証です。管理人も初めてバルセロナを訪れた時、市内に銀行が多いのに驚きました。このプロジェクトでお世話になった工房のオーナーS氏の別荘に招待されました。伺う途中、彼の秘書から車の中で別荘の概要を聞きますと、バルセロナ市内から高速道路で約1時間半、のサマー・ハウス?“別にもあるの?”と聴くとYes!。そこまでは何となく納得しましたが。なにせスペインの宝石組合会長ですからね。かといって、ごく一般的な宝石会社のオーナーと思っていましたので。次に秘書が云うには玄関の屋上にテニス・コートがあると云うではないですか。耳を疑いました。管理人のつたない英語のせいで聴き違い?再度聴き直すとテニス・コートである。ミニのコートでも有るのかと半信半疑でいる内に到着。地中海に面した小さな湾の斜面にそのサマー・ハウス?が有りました。まずスペイン風のアーチのゲートをくぐり斜面を車でS字に降りて行くと“有りました!”テニス・コートがそれもフル・コートです、一瞬目を疑いました。玄関と云うのは外観を客船風に模した2階建ての建物の屋上に有ったのです。コート面は映っていませんが、写真でご紹介した方が早いので画像をご覧ください。この建物は玄関兼パーティー専用の建物だそうで、階下には広いダイニング・ルームをはじめ、200人ぐらいのお客様に対応することが出来る厨房、また、ビリヤード室、トランプをする部屋など、ただ唖然!。ベランダから湾を見渡すと地中海の水平線が一望。下の方を見ると斜面にはスペイン特有のオレンジ色の瓦に白の壁で施された十数軒の家屋が斜面に張り付くように建てられていました。聞くと何と全てがゲスト・ハウス、海岸の砂浜まで全て敷地内!オーナーが早速、案内 をしてくれましたが、我々庶民には見る物、聞くもの全てが夢の世界。スペイン料理定番のパエリャを屋外で食べる専用のレストハウス?直径が1m程あるパエリャ鍋にはこの湾でとれた新鮮で大きな海老や地元産のオリーブ等が入ったパエリャがすでに大きな釜戸に美味しそうな匂いを放ち準備されていました。それをオーナー家族と一緒に頂いた後、とにかく広い邸宅の各ゲスト・ハウスを順番に案内されましたが、湾の斜面に建てられているので面積がどのくらい有るのかとても判りにくかった印象が有ります。各ゲスト・ハウスはスペインの伝統的な家具、装飾品で飾らていました。特に驚いたことはあちこちに地中海から発見、陸揚げされた、瓶、壺、レリーフが様々な所で装飾品として使われていることでした。オーナーが漁師から直接買い付けた物だそうです。日本の博物館に展示しても遜色ないようなものも有りました。斜面の中腹にはボッティチェリの“ビーナスの誕生”を連想させる様な大きな貝を背後に設置した、50人程が座れる階段式円形屋外ステージまで有るではないですか。見る物聞くものただ驚くばかり。

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エピソード3

世界は広い様で狭いものですね。人の縁とはつくずく不思議だと思いました。前項のS氏との話が進む中でS氏の英国の宝石業界の友人が当時、彼の甲冑のコレクションを日本に売却した話が出てきました。管理人は大変驚きました。そのコレクションは当時管理人が東京のF美術館へ納入したコレクションだったのです。

Gallery Daliへ 


 第3弾

日光東照宮模型

  You tubeでご覧ください

数奇な運命を辿って日本に帰ってきた10分の1の東照宮模型
(管理人が数年をかけて日本に里帰りさせたプロジェクト)

ハワイ週刊ビデオ 概要(YOU TUBE)    約9分

ドキュメント 帰ってきた東照宮 (you tube)
超精巧レプリカの長い旅路

Part 1    Part 2   Part 3   Part 4   Part 5

エピソード1

初めてハワイに行くきっかけを作ったこの日光東照宮模型は管理人の人生を大きく変える一大プロジェクトでした。ハワイ側と岡崎市との折衝は困難を極め、管理人の経済、精神面を支えてくれた友人(クラスメイトI 氏)がいてはじめて成り立ったと云えます。また、それを理解して多くの方々が協力して下さり、このプロジェクトは数年掛りましたが、1987年愛知県岡崎市の市政70周年記念事業博覧会に特別展示され大成功しました。その様子はドキュメント”帰って来た東照宮”のPart1〜Part5に収録されています。また、その経緯を天台宗ハワイ別院総長、荒 了寛氏が書いた“人生要領が悪い人へ”に管理人の実名で書かれています。

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エピソード2

管理人がこの日光東照宮模型の情報を得て、こんなものが本当に有るのかと確認のため、ハワイに初めて行くことになりました。渡航費用は友人I 氏持ちで行くことになりましたが、当時、一番安いチケットは羽田発、中国航空でした。待合室で何人もの中国人から我々に中国語で話しかけれてもチンプンカンプン。さすが国際線、機内では英語が通じました。機内サービスで、日本で二人が会う時、よく飲んでいる、ウオッカにフッレシュ、ライムのオンザロックを注文しました。しかし、一杯、二杯飲んでも酔いもせず!。何かおかしいと思いながら三杯目の注文時に管理人のつたない英語で中国人ホステスに聞きただしました。するとウオッカの発音がウォーターと聞き違えて、我はフッレシュ、ライムを加えた,ただの氷水をひたすら飲んでいたので有ります。お笑い?一杯の飲み物でも発音の違いでこれほど違うのかと、以後、人とのコミュニケーションに対して考え方が外国人のみならず大きく変りました。海外プロジェクトの際にはより注意深く言葉を選び、カン違いが無いように心がけました。ホノルルに着くと空港に荒 了寛和尚が迎えに来ていました。寺に着くと昼時だったので昼食が用意されていました。長時間、狭いエコノミークラスの飛行機に揺られて二人は昼食など取る余裕は無かったのです。“寺の飯は食えないか!”と和尚の一喝。二人は無理をして食べた思い出があります。合掌

現在は岐阜飛騨の高山、櫻山八幡宮、櫻山日光館で展示されています

参考URL  櫻山日光館スライドショウ

 


第4弾

日本の甲冑コレクション

英国から里帰りした桃山〜江戸期の甲冑

画像をクリックすると甲冑コレクションのページへ

 


第5弾

黄金の聖書(黙示録)
APOCALYPSE

サン・ヨハネの黙示録

世界にただ一冊の超豪華本

本の最も豪華な部分と云ってもいい表紙はサルバードル・ダリによって制作され縦1m横92cm、高さ25cmのブロンズ製で重さが150Kg,有ります。そこにちりばめられた宝石はルビー、サファイヤ、エメラルド、真珠 etc.また、ナイフ、フォーク、釘等の意味については、この聖書の企画、制作者である、ジョセフ・フォレ氏が自ら制作進行状態を録した映画「アポカリプス」に詳しく残されています。

 この本(本の概念を基本的に変える、ユニークな発想)の制作工程が詳細に映像記録されていることは大変珍しいことで、当時、高価だったカラー・フィルムをふんだんに使い記録映画に残しています。1961年パリ近代美術館を初めとし、世界145の都市で展示され、当時700万人が観賞したと云われています。日本でも1967年5月、読売新聞の主催で“黄金の聖書展”として開催されました。その後、しばらく所在が判らなくなっていたのですが、管理人は偶然にも、当時埋もれていた、この本の所在を知り、世界の平和のために再度、巡回展が出来ないものかと考えたのが始まりでした。管理人が所有する資料の中からこの本の制作にまつわる話を一部紹介したいと思います。世界にただ一冊の超豪華本。当時の日本円で3億6千万円の売価、完成まで約3年間を費やし、現代を代表する各国から選ばれた7名の画家、ダリ、藤田、トレモア、フィニ、ビュッフェ、マティユ、ザッキンがこの本の挿絵を描いています。また、ジャン・コクトーをはじめ7名の文学者、思想家がヨハネの黙示録をめぐる省察を書いています。とにかくこの本の制作に関して携わった職人、工房、時間と製作費は想像を絶するものが有ります。

サン・ヨハネの黙示録 詳細へ
APOCALYPSE


第6弾

超豪華ヨット

トランプ・プリンセス号

アメリカの不動産王トランプ氏が元所有


Trump Princess 7,000t

管理人は有る事情で、このヨットに乗船をしました。ただ驚くばかり。夢の別世界!。
ジェームスボンドの007_OCTOPUSSY一部にも登場、また日本のTV番組でも少し放映されましたが、この様なプライベートのメガ・  ヨットの船内を詳しく見ることはあまり機会が無いと思います。管理人が当時撮影した記録映像を追ってyou tubeにUPします。
この船にまつわる面白いエピソードが沢山有ります。

Trump Princessのページへ

 


第7弾

我が家の枯山水

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「 伝統の庭木づくり 」 に掲載    

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日本庭園は、全国各地に様々な形で存在します。私邸の庭、寺院、大名屋敷跡、その時代の富豪の庭園、近代ではホテル、公共施設等、数えたら限が有りません。庭園も華麗なる芸術の世界、日本美の表現では音楽や絵画に勝るとも劣らない、特別な表現力を持っています。第7弾では箱庭程度の我が家の小庭園をご紹介します。この小庭園は管理人の父が1967年に退職金を叩いて造ったものです。”鶏肋庵”と云う庵号ですが、その由来は父の俳号が鶏肋と云うので、茶室兼書斎として使われていました。鶏肋とは鶏のあばらの骨、少しは肉が有るので捨てるには忍びない意から、大して役に立たないが捨てるには惜しいものこと。この小庭の設計・監修・管理を造園家として、当時著名な斉藤勝雄氏に引き受けて頂けたのは、幸いにも母の長兄が斉藤勝雄氏と同郷のうえ、懇意で有ったからです。斉藤勝雄氏は日本国内はもとより海外でも数々の日本庭園を手がけ、多くの執筆著作も世に送り出しています。主な作品は末尾で紹介します。
設計から完成まで約5年間、石は筑波石が使われているのですが、石集めに筑波に通うこと3、4年、斉藤勝雄氏監修のもと、数人の庭師が植栽、石の向きの微調整などを何度も繰り返し、完成後数年間、最低年2回春秋に剪定、整姿、等の手入れが行われました。特に庭の中心に位置する、五葉松一本の剪定に一日がかり。それはそれは気の遠くなる様な話です。この小庭の特色は「 下草の柔らかい石庭 」だそうで、下草には数多くの野草が集められ植えられています。灯籠は小さな邪味のある“珠光形灯籠”が使われています。珠光とは室町時代の茶人で“わび茶”の創始者が好んだ灯籠とされているそうです。管理人は当時、石、灯籠、蹲(つくばい)石臼 植木、野草の搬入から完成までの全行程を見学すること出来ました。構成としては築山を模して、一番大きな丸み帯びた筑波石が中心に置かれ、あたかも水が深山から流れ出し、波紋に見立てられた小さな砂利石の川が池に流れてゆく様子を表現する技法です。この枯山水風の小さな石庭は年を重ねるごとに石や灯籠に苔が付き、草木が育ち、色々な野鳥も飛来し、四季折々の景色を鑑賞させてくれました。枯山水には水を用いず、石、砂、植栽等で流水を表現する形式も有りますが、この小庭では蹲(つくばい)から溢れ出る水(水道水)が川に見立てた小さな砂利にしみ渡り、川の流れを表現できる様になっています。来客がある時などは事前にノコギリ刃を大きくした形の道具を使っで京都、龍安寺の石庭の様に波紋を描きます。砂利の凹凸が出来、見事なコントラストの砂利の波紋が出来ます。他の芸術作品と大きな違いは庭園は少なくても毎年数回、庭師によって剪定、整姿等の手が加えられることです。庭園は観る度に刻々と変わる自然との関わり、変化が観る者にインパクトを与えてくれます。この猫の額ほどのスペースに人工的造られた当小庭園でも都心の喧騒を忘れさせる自然の空間が伝わってくるのです。掲載されているモノクロ写真は1967年、小庭完成の年に発行された、斉藤勝雄氏の著書「 伝統の庭木づくり 」河出書房に掲載された写真と同じものです。また、カラー写真は小庭完成から数年後の百日紅(さるすべり)の脇に植えられた笹竹に七夕飾りをしたもの。“鹿追”(孟宗竹で造った筒状の水受けで毎年新調すれば良いのですが保守、手入れも大変)が設置されていない時の写真。右4枚目の本の写真(鶏肋集)は父が子供たちに残してくれた、父の詩歌、随筆、童話、等を集めた作品集で、父の日記、備忘録でもあり、管理人にはとっては何よりも代えがたい宝物です。

誠に残念な事ですが四季折々、朝夕に私達を感動させてくれた、この小庭と鶏肋庵は管理人が事業に失敗し、負債を清算するためマンションを建設する事になり取り壊される運命に。マンションの屋上に灯籠と蹲、少々の植栽を移築しましたが、それは見るに堪えないものになってしまいました。


斉藤勝雄氏の主な作品

・1938年(昭和13年)アメリカ合衆国・ニューヨーク、サンフランシスコ万国博覧会日本庭園

・日本生命本社ビル中庭 (東京都千代田区、1961年(昭和36年)

NHK放送センター中庭 (東京都渋谷区、1968年(昭和43年)

・白根魚苑 (群馬県利根郡片品村)

・世界保健機構ピースガーデン (スイス・ジュネーブ)、1971年(昭和46年)

・ホテルパシフィック東京 (東京都港区、1971年(昭和46年)

・真言宗薬王寺 (神奈川県横浜市)

・万木城カントリークラブ (千葉県いすみ市、1977年(昭和52年)

・日清製粉製粉記念館日本庭園 (群馬県館林市栄町)

・館林文化会館庭園

・日清製粉製粉工場庭園

・高円寺池泉庭園 (東京都杉並区高円寺)

日本庭園(枯山水)について 工事中  


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